
問題A-004
次は、警備業務実施の基本原則についての説明であるが、正しいものはどれか。
① 警備員は、他人の権利および自由を侵害してはならないが、個人、団体の正当な活動に干渉あるいは影響を及ぼすことは、刑罰法令に抵触しない限り許される。
② 警備員が現行犯人を逮捕した場合には、一応取り調べを行った後、警察官に引き渡す。
③ 警備員は、警備業務を行うに当たっては、警備業法によって、特別に権限を与えられているものではないことに留意する必要がある。
④ 警備員が施設警備業務に従事中に不審者を発見した場合には、その不審点が解明出来るまで職務上の質問をすることが認められている。
⑤ 工事現場において警備員の行う交通誘導業務は、人や車両の危険を防止するために行うものであるので、警察官等が行う交通整理に準ずる強制力を持っている。
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【答え】
問題A-004
正解は③
①は、刑罰法令に抵触する行為はもとより、刑罰法令に抵触しない行為でも、正当な活動に干渉する行為は許されない。
②の警備員には、取り調べの権限は与えられていない。
④は、管理権の範囲を超える質問は許されない。
⑤の警備員の行う交通誘導業務は、任意の協力によるものであり、強制力はないので、いずれも誤り。
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